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どちらが悪いわけではないと思うけど。。。

たまたま聞いてしまった話。もう長いこと通っている生徒さん二人から、学校あてに同じ日に同じような内容のメッセージが送られてきたそうです。しばらく教室に通えないから、支払い済みの授業料の使用を先送りしてほしいと。そして、たまたま二人とも弟子になっている人だと。


お二人ともそれなりの理由はあるようでした。お願いしたくなる気もわからなくはないけど、弟子になった以上は一緒に学校を盛り上げていく必要はあるわけで。。。


学校側も何もしなかったわけではなく、すでにこのお二人に1から2カ月の利用の猶予を上げていました。そもそも初めから猶予を与えなかったらよかったのかもしれないです。一度与えてしまったから、それが当たり前だと生徒さんに思われてしまったのかもしれないです。でも、お二人の事情を加味して、そうすべきだと判断されました。


学校も家賃を払っていて、当然生徒さんからの授業料が主な収入。仮に生徒さんの数が50人だとすると、二人分の支払いを猶予するってことは売り上げの4%を失うことになります。これを多いとみるか少ないとみるかは主観的な判断になりますが、ぎりぎりのところで事業をやっている人にとっては、じわじわと首を絞められるような数字ではないでしょうか。


これまでうちの学校の運営を見ていて、いろいろなことを学びました。これから自分の学校を開くうえで、やってはいけないこと、やるべきこと、どちらもあります。


今回の一件から学び取ったこと、まずはクラスを3カ月ひと単位にすること。そして費用は前払いにすること。今の学校では、支払いは3カ月もしくは6か月の前払いですが、更新のタイミングが生徒さんによってバラバラです。なので更新のタイミングでこういったことが起きがちです。そうでないときにお願いしてくる人もいるのです。クラスが区切りなく継続されることで、そういう態度を生んでしまうのではないかと思っています。


それと授業料とは別に教室維持費のような名目で毎月少しでもお金をいただくこと。ホームページに記載してある通り、「基本会費」という形にすることを考えています。生徒さんに無駄な支出はさせたくないけど、教室の運営費用も賄わなければいけない。うちの教室で太極拳を学びたいと思った人には、学び続けられるための協力を少しでも良いからしていただけるようにしたいと思っています。もちろんそのために運営側は喜んで協力していただけるためのコンテンツを提供しなければいけません。


もう一つ。もし、自分に弟子入りしたいという方が将来できた場合、受け入れるかどうかの基準は、一緒に教室を盛り上げていく気があるかどうかにしたいと思いました。学びたいから弟子になる、というだけだと今回のように悲しいことが起きる気がします。弟子になることを希望される方に、どんな形で教室を盛り上げることの手助けをしてもらえるか、をしっかり聞きたいと思います。私も伝統芸の一角を担おうとしている立場。次の世代につなげられる機会があるのであれば、さらに次の世代に受け継いでくれる人を本気で育てたいです。


学ぶ材料は日々転がっているということですね。自分も同じようなことをほかの人にしていないか、改めて気にかけてみようと思います。


ソーセージ屋をやっているうちの弟が昔ぼやいていました。正規の商品を買わないで、切れ端だけを買っていくお客さんがいるそうです。自分の得になることだけを考えるのではなく、サービスを提供してくれている人がどんな苦労をしているかを考えて行動できるようになりたいです。



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