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なーんにもやりたくないとき

これを書いているのは土曜日の朝、太極拳の練習を2時間程度やった後です。実は2日ぶりの練習になります。


水曜日の夜ぐらいからなんとなく倦怠感があって、木曜日の朝、練習を初めはしましたが、途中で中断。木曜日の夜のクラスは前半だけ参加して、後半は早退き。金曜日の自分の個人レッスンは師匠にお願いして延期。金曜日の夜クラスは参加しましたが、たいして動きませんでした。


風邪を引いたわけではなさそうです。寒気もしないし、頭痛もありません。喉が痛いわけでも、咳が出るわけでもない。木曜日の夜に感じたのは、身体が冷たい感じ。続々する寒気ではなくて、身体が動きたくない、動けないっていう感じでした。


昔自転車競技に出ていた頃、ハンガーノックっていう言葉をよく耳にしました。今回、これが原因だったというわけではありませんが。


「激しく長時間に渡るスポーツの最中、極度の低血糖状態に陥ること。日常生活中に発生することは稀である。自動車に例えるならば走行中のガス欠(燃料切れ)であり、肉体がエネルギーを失った状態を意味する。この時、自らの意志とは関係なく、体は動きを停止する。へのエネルギー供給量も減少するため、意識の低下や思考の鈍化を生じる。


休息を取ることで、脂肪など分解に時間がかかるエネルギーが供給されて回復する。より早い回復には、ブドウ糖果糖などの糖質補給が有効である。緊急時には、点滴を打つなどして血糖量を直接回復させることもある。」(出所:ウィキペディア)


太極拳は当然そこまで激しいスポーツではないです。でも症状的にはこんな感じでした。まさにガス欠。動きたくない。何もしたくない。頭の中では練習をしなきゃ、って思っているのですが、身体がついてこない。


自転車競技をやっていた頃だと、それでも無理して練習をしていました。もちろんよくないことであったし、その結果さらに疲労が溜まるという悪循環を繰り返していました。


今は、もう少し大人になったので、やりたくない時にはやる気になるまで何もやらない、ということができるようになりました。やる気のない時に無理やりやってもいい練習はできないし、惰性に流されるだけの練習ならやらないほうがマシだと思えるようになりました。



木曜日、金曜日と二日間、日中はかなり横になって休んで、土曜日の朝、やっとやる気を取り戻しました。練習がきちんとできると気分が良いです。


昔、野村證券が「ノルマ證券」と呼ばれていた頃(もう業界を離れて久しいので今なんと呼ばれているか知りません)、友人が営業マンをやっていました。ノルマも仕事もきつくて、日曜日の夕方サザエさんの音楽を聴くと憂鬱になったそうです。その友人が、サボりたくなったら思い切ってサボれ、映画でもみて気分を切り替えろ、って先輩から言われたという話を聞いたことがあります。


志がないと、一度さぼったらそれが癖になってしまうのかもしれません。私自身、今はしっかりと前を見られているので、恐れることなく、身体が休むことが必要だというサインを送ってきたら、素直に従います。




これからもいろいろな話題を紹介していきます。

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