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やっぱり108式套路一本で行きます

以前、108式套路は長くて、学ぶのも大変だから、ステップ数の少ない12式套路を入門者には教えようかな、と考えたことがありました(詳しくは下記のボタンからご覧ください)。



当時、何人かの方がご意見を寄せてくださいました。あまり肯定的な意見はなかったように記憶しています。


実験的に一つのレッスンだけ、12式を教えてみました。ただ、参考にしたのは、動きの並ぶ順番だけで、実際の動きはYouTubeのものとはかなり違いのある、うちの教室の108式の動きそのままにしました。12式が終わった後に108式にスムーズに移行できるようにとの配慮です。


教えてみて気がついたのですが、12式の後半は、うちの108式套路のパート1の第2部とほぼ被っていました。教える前に気がつけよ、って感じではありますが。。。。


だったら、12式の終わり方だけを真似て、108式套路をそのままやって、パート1第2部で終わりにする短い套路を作った方が良いのではないかと考えるようになりました。


12式を教えていたグループは、とりあえず最後まで教え切ったので、今週から理由を説明して108式に移行していくことにしました。108式にあって12式にない始めの方の難し目の動きをこれから教えていくことになります。


やってみて思ったのですが、複数套路があると、レッスンの運用が面倒になります。振替をすることもやりづらいし、レッスンを週二回受けたいという人の障害にもなります。


もう変なことを考えるのはやめます。「太極の小径」の套路は、伝統呉式108式套路一本にします。


実は108式套路を学び終わった後に、貫穿(グァン チュアン)という上級者向けの套路がもう一本あります。これは、108式套路を変化させ、連続性を重視したものです。108式が40分程度かかるのに対して、こちらは15分程度。ただし、ずっと中腰のままです。この貫穿は、私の先生から正規の套路として学んだので、何年かたって、108式套路を踏むことができる人が増えたら教え始めたいと思います。


やっぱり下手な考えやすむに似たりですね。余計なことは考えず、自分の信じたものを教え続けることにします。





中野区鷺ノ宮の太極拳教室です。呉式太極拳を基礎からしっかり教えています。きちんと足腰を鍛えて、100歳まで自分の足で歩ける心と体を作りましょう。体験レッスンやってます。下記のボタンを押して、お問い合わせください。




コンタクト ー ご興味のある方は是非ご連絡ください


電子メール: mitchsato17@yahoo.com



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