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住めば都

教室のスタジオへの住み込みが始まってから1週間になります。当初は色々と心配事もあったのですが、やはり住めば都、ということになりそうです。


先日のブログでもお話ししましたが、家賃の高騰と比較的短期の滞在になるため、まともな部屋を借りることができませんでした。教室の運営を手伝うために、シンガポールの滞在を伸ばしたことを考慮して、教室のオーナーが、スタジオで寝泊まりをすることを了承してくれました。


20人近く同時に練習ができるスタジオが私の寝床です。シンガポールでは当たり前の監視カメラが三つもついているスタジオで、初めは常に見られているところで寝るのは嫌だなぁ、と思っていましたが、慣れてみるとそこまで気にはなりません。よく考えなくても、50歳過ぎのおじさんの寝姿を覗く人なんていないでしょう。


広々として、天井も高いスタジオ、こんなところに一人でゴロリと寝転がれるのはなかなかない経験だと思います。気持ちいいです。広さがあるので、熱がこもらず、夜はクーラーなしで全く問題ありません。体に優しいです。日中はずっとクーラーがついているので、床や壁が冷やされているのも影響していると思います。タオルケット1枚で気分よく寝ています。


寝る時には、ヨガマットを2枚並べて引いて、その上に寝ています。床は土台がコンクリートでできているのでかなり硬いです。でも、私、元々床の上に寝るのが苦にならないので、気になりません。枕は、座禅の時に使うクッションをそのまま使っています。これも程よい硬さでいい感じです。


スタジオに用意されているファシリティですが、洗濯機と洗濯物を干すところはあるので、2、3日に一度洗濯をしています。自宅から学校に通っていた時には、学校に着いた後に汗をかいたシャツやパンツを変えなければならず、洗濯物の量が多かったのですが、今は、ほぼ終日教室の中にいるので、洗濯物の量はグッと減りました。なので、洗濯は全く問題ありません。


キッチンがないので、料理はほとんどできません。荷物を減らしたかったので、自分でも調理器具は一切持ち込みませんでした。外食で済ませます。これはシンガポールでは結構よくあることです。


スタジオの近くに新しくぶっかけご飯(当地ではベジライスと呼ぶことが多いです)のお店ができました。ご飯に肉や野菜をかけてくれるお店なのですが、これが朝7時から夜9時ぐらいまで空いています。値段も最近の同様のお店の中ではかなり安め。かなりの頻度でお世話になっています。できるだけ肉ではなく、野菜を取るようにしています。


ちなみに、お店のイメージはこんな感じです。



練習が好きな時にできるのは、本当にありがたいです。朝も誰にも邪魔されず、しっかり練習に打ち込めます。日中もスタジオが空いている時間はかなりあるので、練習し放題です。通勤の時間がなくなったので、その分を読書にも当てられます。


通勤の費用もかからなくなったので、その分お金が浮くようになりました。最も食事代が前よりもかかるようになったので、日々の出費という意味ではあまり大きな変化はないです。


スタジオに監視カメラが着いていることの利点が一つ。いつも晩酌をしていると思われたくないので、部屋飲みはほとんどしなくなりました。そもそも平日は飲まなくなりました。週末も飲みたければ外に行くようにしています。飲酒をコントロールしたいというのは長年の願いであったので、いい機会です。


まだ1週間しか経っていないので、これから問題も出てくるかもしれませんが、とりあえず、幸せに暮らしています。




 

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