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站桩功、ちょっとわかった

執筆者の写真: Mitch SatoMitch Sato

站桩功(たんとうこう)という練習があります。基本的には中腰のまま、じっとしている練習です。足を柱に見立てて、それを地面に打ち込むための練習です。しっかりと地面に根を張り、安定した姿勢が作れるようにしていきます。


うちの教室の站桩功は、足を逆八の字にするというのが特徴的です。八の字で中腰になるのに比べると足腰が安定するように思います。内股の状態だと腰や膝が不必要に動かなくなります。


この站桩功、30分できるようになれ、というのが師匠からの言い伝えでした。今まで頑張っても20分が限界でした。腿の前側の筋肉が疲労で痛くなってしまってそれ以上はできませんでした。頑張ればできたかもしれませんが、そこまでの精神力はありませんでした。


今日、站桩功を始めた時、ふと思いました。筋肉は使っていればいつか疲れる、疲れると痛む。それでは筋肉をできるだけ使わない状態にできたらどうだろうか?筋肉の力を抜いて、可能な限り、骨格で中腰を続けることはできないだろうか?力を抜いた方が長くできるのは以前から経験的に知っていたのですが、筋肉を使うことを少なくする、というのは初めてのアイデアでした。


普段は中腰をするために頑張ってしまう足の筋肉をできるだけリラックスさせました。上半身やその他の部分もできるだけリラックスさせます。腰から頭までがまっすぐ一本線で繋がれるように意識し、呼吸もゆっくり、力を入れずに行いました。


膝を開いて、つま先と膝の方向が同じになるようにする、膝とつま先が垂直な線で結ばれる位置に持ってくる、その状態で骨盤を地面に垂直にする、という条件を揃えると、膝は動かなくなります。これも知っていたことですが、站桩功をやる時にしっかりと意識したのは初めてかもしれません。


そんな思いで始めたら、いつもよりも楽な気がしました。7分半が経過してもまだまだ余裕な感じがしました。15分経ってもまだいけそうでした(ちなみに普段は15分で終わりにしています)。もう2分経ってもまだ行ける感じでした。いますぐ30分できるかはわからないですが、自分としては大きな発見をしたと同時に、一歩先に進めた気分がしました。


站桩功が終わって、嬉しさのあまり、その場でこのブログを書きました。


最近は、なかなか日々の成長が感じられませんでした。こんなに大きな変化を感じられて、本当に嬉しいです。この感触を確実にするために、明日からも継続して練習に励みます。


とても幸せな1日でした。




中野区鷺ノ宮の太極拳教室です。呉式太極拳を基礎からしっかり教えています。きちんと足腰を鍛えて、100歳まで自分の足で歩ける心と体を作りましょう。体験レッスンやってます。下記のボタンを押して、お問い合わせください。




 

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