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執筆者の写真Mitch Sato

似非哲学者の次は似非書道家

この間のブログで書いた通り、あれこれと考えを巡らす似非哲学者になって、色々とメモを取っていたら、字をもっと綺麗に描きたくなりました。


元々字を丁寧に書けない性格なので、今まで何度かペン習字なんかに挑戦したことはありました。ペン習字の通信講座を受けていた頃は、奥さんに文字が綺麗になったと褒められたこともありました。


海外にいて面倒なのと、お金をあまりかけたくないのとで、今回は通信講座ではなく、以前買った本を引っ張り出してきて、毎朝練習することにしました。



太極拳をやるようになって、肩の力が抜けるようになってきたので、今回はちょっと期待しています。元々右の中指に大きなペンダコができるほど筆圧が高く、ちょっと文書を書いただけで手や肩がすごく疲れる書き方をしていました。力が入っていると、当然のことながら微妙な動きができません。それが直線的な文字、小さく書く癖を産んでいたと思っています。


焦らず、急がず、少しずつ、一本一本の線に気を配って、練習していきたいと思います。太極拳の一挙手一投足のように。そう考えると、文字を書くことも太極拳の練習に繋がりそうですね。どちらもそんな思いでやり続けていたら、結果として心が安らかになりそうです。


なんだか太極拳の考え方が、自分の生活に浸透してきた気がします。包丁を使う時、カッターで鉛筆を削るとき、力を抜いたゆっくりした動きでできるようになってきました。そのうち、料理をするときも同じように考えられるようになるのかもしれません。


太極拳は武術ではありますが、そこからさらに発展して、自分の生活を律するものにまで発展させられたら良いなと思っています。そのためには、身体をリラックスさせて理想の状態にして、その結果として心も安らかになる、落ち着いた状態にできる、ということまで辿り着きたいです。





これからもいろいろな話題を紹介していきます。

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