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退屈な基礎練習とやる気

うちの教室では、グループレッスンの初めの30分ぐらいは、套路ではなく、基礎練習をします。いわゆる怪我防止のためのウォームアップではなく、套路を行うのに必要な基礎的な動きをピックアップして、それをしっかりと練習します。クーラーをかけた部屋でも、多くの生徒さんがかなりの汗をかく運動です。


基礎は大切です。一番大きな理由は、怪我の予防です。基礎がしっかりとできていないところで適当に動くと膝や腰に負担がかかり、せっかく健康のために始めた太極拳が真逆の結果を生むことになりかねません。


大切なのはわかっていても、退屈であることも事実です。毎回ほぼ同じ動きは繰り返すので、どうしても手を抜きがちになります。そこで、インストラクターである私が生徒さんの間を巡回して、必要に応じて修正を加えています。姿勢や腰の位置、膝の向きなどが中心になります。


自分がトレーニングをしていた時も、基礎練習はあまり好きではありませんでした。やっぱり套路をやっている時の方が楽しかったです。


今日、体験レッスンを受けにいらした生徒さん、卓球をやられているそうです。かなりこだわってやられているらしく、卓球の動きの中に太極拳の動きを応用できないかと感じられたそうです。その方が、基礎は大切、でも卓球を始めたらやっぱりボールを追いかける楽しみも必要。と話されていました。基礎練習をやりながらも套路をゆっくりと行ってみたいとおっしゃっていました。


この辺りのバランスは難しいです。頑なに自分の思いを貫くのも良いですが、通ってくださっている生徒さんがどのように感じているのかを感じ取りながら今後も進めていきたいと思っています。


通常は、初め4回ぐらいは基礎練習を中心にして、その後、徐々に套路を学んでいく、って言う感じです。基礎練習も学ぶことは多いので、このぐらいであれば仕方がないかな、って今は思っています。





中野区鷺ノ宮の太極拳教室です。呉式太極拳を基礎からしっかり教えています。きちんと足腰を鍛えて、100歳まで自分の足で歩ける心と体を作りましょう。体験レッスンやってます。下記のボタンを押して、お問い合わせください。




コンタクト ー ご興味のある方は是非ご連絡ください


電子メール: mitchsato17@yahoo.com



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