top of page

教室の場所

このところ日中の時間を使って、ホームページの情報も少しずつ増えてきました。どんなものを増やしたかは徐々にご紹介したいと思うのですが、今回は、太極拳教室をどこでやるかについてのお話です。


シンガポール固有の事情なのかもしれませんが、今いる学校の経営陣によく言われるのは、費用を節約するために公園や公団の運動場で教室を始めることはしないようにということ。きちんとスタジオを構えることを強く勧められます。公園なので一度始めてしまうと、公園で簡単に教える太極拳教室という感じのレッテルを張られてしまうそうです。それを払しょくするのは結構大変だということ。特に伝統太極拳だとそのあたりにこだわる必要があるのかもしれません。


シンガポールでは公民館(コミュニティセンター)で行われている太極拳教室も結構あります。多くは3カ月で24式套路を一通り学べます、みたいな感じで、それほど深入りはしないもののようです。これとも一線を画す努力をしているようです。


自分が東京で開こうと思っている教室、ホームページにはまだ場所は書いていません。ホームページの概要として、中野区という単語は出てきますが、それ以上は書きませんでした。昨日の修正で、「教室の詳細」という項目の中に「西武新宿線鷺ノ宮駅から徒歩五分」というのを加えました。


なぜ詳細の住所を書かないか、それは、当面は自宅の一部を教室に使おうと思っているからです。自宅を使う最大のメリットは費用の節減。この間一時帰国しているときに自宅の周りの貸しスタジオ、貸しオフィスの値段を調べたのですが、やはり月額20万円ぐらいかかりそうです。生徒さんがどのくらい集まるかわからない中で、いきなり20万円の出費はかなりのリスクだと感じました。真面目に商売をやるのなら、そのくらいは当たり前だという話は当然あると思いますが、毎月の家賃を払うことに追われながら、それが主目的に置き換わって教室をやるようにはなりたくないと考えています。


自宅でやるとなると、同居している家族に迷惑がかかる可能性があります。その迷惑を減らそうとすると、私がやりたいようにできない可能性もあり、どうしようかとかなり迷いました。


家内との話で、今のところの落としどころは、生徒さんが20人ぐらい集まるぐらいまでは自宅でやろうかということです。


私の自宅、築50年になるので、ちょうど耐震もしっかりしなければなりません。それに合わせて、リフォームを行って、太極拳を教えるためのスペースも作ってもらえるように考えています。かなり大掛かりなリフォームになる予定なので、家族用のトイレとは別に、生徒さんや遊びに来てくださった方用に別にトイレや着替えスペースを用意することもしようと思っています。


ちなみに5月に体験教室を開いた時の写真はこんな感じです。自分も含めて7人でスペース的には余裕を感じました。ちなみに、現在の予定では隣の部屋とつなげてもう少し広くしたいと思っています。


とりあえずの場所は確保できました。ここで、教える側も教わる側もお互いに楽しめるような教室にできたらと思っています。



最新記事

すべて表示
嬉しい問い合わせ

本日、体験レッスンの申し込みをいただきました。多くの方はホームページから問い合わせフォームで申し込みをされるのですが、この方はお電話をくださいました。体験レッスンを申し込む前に確認したいことがあったそうです。 股関節を患っているそうで、医者からは手術を受けるようにと言われているそうです。ご本人は、可動域は狭くはなっているが、筋力はまだあるので、最後まで自分の足で歩き続けたいということで、太極拳をや

 
 
 
日本語化作業終了

ちょっと前のブログで書きましたが、套路をやる際にかけている広東語のインストラクションの日本語化作業を進めてきました。昨日、やっと最後まで終わりました。ホッとした気分です。 自分で動きながら原稿を読み上げ、それを録音する方法で行いました。原稿を読んでいるのに間違うことはしばしば。間違いだと気づいた瞬間、がっかりしました。できるだけ集中をするようにと、短めのパーツに切って録音をして、後でそれを編集ソフ

 
 
 

コメント


bottom of page