top of page

ある日の教室の様子④

うちの教室のグループレッスンは、通常、準備体操を兼ねて基礎トレーニングを約30分、その後套路の練習と新しいステップを学んで、ひとレッスン75分でやっています。シンガポールの教室で教えていたときは、コロナ前だとひとレッスン120分、コロナ後でも90分でした。120分は論外、90分でも長く感じました。何かで聞いたことがあるのですが、人の集中力はもっても90分だそうです。今の教室では、結構しっかりと身体を動かしてもらうので、疲れを残しすぎないように、時間を短くしました。


基礎トレーニングは全部で9つあります。動画なしではなかなかイメージがつかめないと思いますが、一つ一つ紹介してみます。


ree

一番初めは、お腹周りの緊張を緩める運動です。両手を真上にあげた状態で、膝を曲げず、お腹を左方向に捻り、上半身が左を向くようにします。その状態から、骨盤を倒します。倒した状態で、今度はお腹を右方向に捻っていきます。上半身が右方向を向くところまでいったら、骨盤を起こします。起きたら、また左方向に回転して、同じことを続けます。5回やったら、今度は反対方向に向かって同じことを繰り返します。


お腹周りが緊張している人って結構多いようです。お腹が緊張していると、腹式呼吸が十分にできず、呼吸が浅くなりがちだそうです。東洋医学ではエネルギーを貯めておく場所として知られる腎臓周りを動かすことで、エネルギーをより効率的に蓄えられるようにすることも目的の一つです。


準備体操は、ただ漫然とやるのですはなく、どこを動かすかを意識しながら、ゆっくりと力を抜いてやります。動きの意識づけや修正が必要な時には、写真の通り、実際に動きを直していきます。


うちの教室の基礎トレーニングは、套路から必要な基礎的な動きを抽出して来たものです。なので、套路をきちんとできるようになるためには、基礎トレーニングを積んでいかないといけない、って言うことになります。


套路をやらなくても、基礎トレーニングを繰り返していれば、足腰はしっかりと強くなります。ただ、套路をやらないと、飽きてしまう恐れはありますが。。。


こんな簡単な動きでも、きちんと手取り足取り教えます。そんな教室に、あなたも通ってみませんか?





コンタクト ー ご興味のある方は是非ご連絡ください


電子メール: mitchsato17@yahoo.com



これからもいろいろな話題を紹介していきます。

最新のブログをご覧いただくために登録をお願いします


このブログが面白かったら、こちらもポチッとお願いします。


最新記事

すべて表示
嬉しい問い合わせ

本日、体験レッスンの申し込みをいただきました。多くの方はホームページから問い合わせフォームで申し込みをされるのですが、この方はお電話をくださいました。体験レッスンを申し込む前に確認したいことがあったそうです。 股関節を患っているそうで、医者からは手術を受けるようにと言われているそうです。ご本人は、可動域は狭くはなっているが、筋力はまだあるので、最後まで自分の足で歩き続けたいということで、太極拳をや

 
 
 
日本語化作業終了

ちょっと前のブログで書きましたが、套路をやる際にかけている広東語のインストラクションの日本語化作業を進めてきました。昨日、やっと最後まで終わりました。ホッとした気分です。 自分で動きながら原稿を読み上げ、それを録音する方法で行いました。原稿を読んでいるのに間違うことはしばしば。間違いだと気づいた瞬間、がっかりしました。できるだけ集中をするようにと、短めのパーツに切って録音をして、後でそれを編集ソフ

 
 
 

コメント


bottom of page