top of page

今年の目標

正月に何も書かなかったので、旧正月を前に改めて考えてみました。



2年前はこんなことを目標にしていました。確かにこんな時期ありました。



この当時は武道家になろうとしていたんだなぁ、って思い出しました。武道家って名乗れるとなんだかかっこいいし、生徒さんの募集もしやすくなると思っていたのかぁ。ブログを読んでいて、なんだか自分の「欲」を感じます。


2年経ってみて、武道家になろうという気分は今や全くないです。太極拳を武術として学び続けること、トレーニングを続けることはし続けますが、肩書きはどうでも良くなりました。


昨日のブログにも書いた通り、武術を極めるっていうよりは、心を鍛え続けて、どんな状態でも揺らがないようになりたいです。これは1年やそこらでできる目標ではなく、一生涯かけてたどり着けるかどうかっていう話です。地道に努力を続けていきたいと思います。


では、今年は何を目指すか、ですが、「環境が変わっても練習を続けること」にします。日本に帰ってからはもちろん、シンガポールにいる間も、今までのように太極拳だけに集中できる環境がだんだんと薄れてくると思います。色々な雑音、雑事が入ってきても、それに左右されることなくきちんと練習ができるようにする姿勢を確立したいです。


過去に一時帰国した時に感じたのですが、日本には色々と誘惑があります。美味しいものを食べに行く、友達に会う、どこかへ行く、などなど、シンガポールではあまりしないことがたくさんあって、どうしても練習時間が減ります。


教室を始めれば、自分の練習時間をきちんと確保し続けることが一つの挑戦になります。


本格的に教室が始まる前にこの態度がきちんと身についていないと、教室で教えるのはシンガポールで培った資産の切り売りだけに終わってしまい、自分がそれ以上成長できなくなります。


今年、この大きな変化の中で、変わらず練習が続けられれば、この後おそらく一生続けることができるのではないかと思っています。


大きなチャレンジではありますが、きっと達成します。そのためには、まずは目先、一日、一日の練習をきちんとやります。


宮本武蔵曰く、「千日の稽古をもって鍛となし、万日の稽古をもって錬となす」これを実践できる姿勢を作ります。




これからもいろいろな話題を紹介していきます。

最新のブログをご覧いただくために登録をお願いします



閲覧数:18回0件のコメント

最新記事

すべて表示

ペン習字始めました

日本に帰国する前、時間ができたら書道をやりたいと思っていました。太極拳をやるようになって、リラックスして精神統一が少しはできるようになりました。そんな精神状態をもっと突き詰めるための方法として書道を考えました。字がお世辞にも綺麗だとは言えないので、それを改善したいという思いもありました。 実際には、教室もどこへ行って良いのかわからず、教室に行く時間が取れるのかもわからず、そもそも毎朝筆を用意する余

常備食

シンガポールにいる時には、豚の三枚肉を茹でて醤油漬けにしたものと、酢キャベツが私の常備食でした。この二つがあるだけで、いろいろなアレンジができて、時間をかけずに肉と野菜をとることが出来ました。 日本に帰国した後も酢キャベツを作ろうと思っていたのですが、お酢を使わなくてもできる「発酵キャベツ」なるものがあるとうちの奥さんが教えてくれました。 材料は、こんな感じです。 キャベツ(新鮮なもの)…1個(正

仕事始めます

多くの人が、太極拳を教えることは「仕事」ではなく趣味だと思っているように感じます。確かに、別に仕事を持って、週末の趣味として太極拳を教えている方はたくさんいます。 自分で教室を始めてみて感じているのですが、確かに太極拳教室からのあがりだけで、教室を運営し、自分の生活を支えていくのは、大きな挑戦ではあります。 私の場合は、さまざまな幸運が重なって、挑戦をしやすい状況にはなっています。結婚が早かったこ

bottom of page