稽古始め
- Mitch Sato
- 6月5日
- 読了時間: 3分
インターネットのおかげで、今まで考えてもみなかった情報が目に飛び込んでくることがあります。今日は、24節気の芒種。田植えの時期だそうです。芒種の詳細を読んでいたら、芒種の時期にもう一つ日本の古くからの慣わしがあるという記載がありました。
6月6日は、稽古始めと言って、習い事を始めるのに良い日だそうです。
楽器や舞踊など伝統芸能の「稽古始め」は6歳の6月6日がよいとされ、歌舞伎、能、狂言でも「初稽古(はつげいこ)」と呼んで、その日に稽古を始めるべしとしています。室町時代に能を大成した世阿弥(ぜあみ:1363〜1443)の著『風姿花伝(ふうしかでん)』が出所のようです。
該当箇所の意訳はこんな感じです。
「芸能においては、おおよそ七歳をむかえるとき初稽古とするのです。この頃の稽古は、子どもが自然にやり出した中に、生まれ持った美点が見つかるものです。舞いや働き(演者の所作)、また謡(うた)いは、たとえぎこちない動きでも、何気なくやり出したらそれを大切にして、まずはその子の心のままに、やりたいようにやらせてみること。こと細かに、これは良い、これは悪いと教えてはいけません。あまり厳しく注意すると、子どもはやる気を失い、おっくうになって、能そのものが止まってしまうでしょう。
さらに言えば、もっぱら基本動作以外はやらせてはいけません。込み入った物まねは、仮に出来ても教えるべきではないのです。ましてや大舞台の幕開けの能には、立たせてはいけません。子どもにふさわしい場面で、まずは得意な芸をやらせてみるのが良いでしょう。」
以前、太極拳を学ぶことの参考にならないかと、この本を読んだことがありました。太極拳も幼い頃からやっていると違った味が出るのでしょう。
私も含め、多くの人はかなり歳をとってから始めるのがほとんどだと思います。後半部分は、始めた年齢に関係なく、誰にでも当てはまりそうです。
今年の稽古始めは、明日に迫っています。こんな日があることを知ったことを記念して、6月中は、入会金を無料にします。
夏に向けて、太極拳を始めてみたいと思う方、ぜひご連絡ください。
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これからもいろいろな話題を紹介していきます。
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