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努力の虫

執筆者の写真: Mitch SatoMitch Sato

自分の練習記録を眺めながら、最近練習量が落ちているなぁ、努力が足りない、と感じていた時に、こんなリンクを見つけました。なんだか練習量が落ちているのを見透かされて、真面目にやれと言われているみたいです。



ちなみに、関東に住んでいるのに昔から広島カープファンです。ずっと周りは巨人ファンばかりで肩身の狭い思いをしてきました。


カープの選手って昔から練習量が多いってよく聞くのですが、一流と呼ばれてきた選手でも変わらないんだなぁ、ってこのリンクを見て改めて感じました。このリンク、元広島監督の野村謙二郎氏の話として紹介してあるのですが、そこから一節。


「みんなタイプも違うしね、天才と言われた努力の前田(前田智徳)でしょ、カネ(金本知憲)も努力でしょ、緒方(孝市)も努力でしょ、彼らからみたら、俺(野村謙二郎)なんか、ひょうひょうとやっているような、なんかセンスだけでやっていたように思われがちだけど、みんな努力している人たちの集まりだったからね」


「居残りで何球打つとか、特打するとかは練習の中のメニューのひとつ。それ以外のところで、自分が思い立って、行動を起こすことが練習だと思っていた」。


練習量が落ちてきているだけでなく、マンネリで、こなすだけの練習が多くなってきていたなぁ、って、これを読んで感じました。上達したかったら、自分なりの努力をしないといけない、個人レッスンを受けて、その復習をしているだけで満足してはいけないです。


一流と呼ばれる人たちでもこんなに努力をしているのだから、普通の人である私は、もっとやらなければいけない。でも、怪我をおしてまで努力をするのではなく、身体の声はしっかりと聞くようにしますけど。


毎日同じ套路をしていると、同じことを繰り返していて何かいいことがあるのだろうか、って思うことはあります。


宮本武蔵は、「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とす」と五輪書に残しました。空手家の南郷継正は、「量的な蓄積が質の変化を生む、それが技の理論だ」と語っています。基本となる型は、とにかく繰り返す。繰り返し続けていれば、ある時飛躍的な質的変化を起こして上達を産むそうです。(齋藤孝著「呼吸入門」126頁)


套路と無極功、站桩功を毎日繰り返す今までの練習方針は間違っていなかったと確認できました。あとはその努力をひたすら続けることで、いつか上達ができることを信じて努力を続けるだけです。


今日から改めて頑張ります。



これからもいろいろな話題を紹介していきます。

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