top of page

鉛筆を削っていて感じたこと

硬筆の練習をするのに鉛筆を毎日削ります。その過程で感じたことがあります。


今使っている鉛筆は2種類。一つはトンボの8900。この鉛筆、1945年に販売が開始されたそうです。1ダース380円。スタンダートして認められている鉛筆でもこの程度の値段です。


もう一つは、百均で買ってきた1ダース110円の鉛筆。メーカーは記載されていないのでわかりません。


精神修養も含めて、鉛筆を削るのに、鉛筆削りは使いません。肥後守というナイフを使っています。ちなみにこれを砥石で研ぐのも日課です。



2種類の鉛筆を使っていてその違いを感じました。トンボの鉛筆は、まず、木の材質が硬めであること。そして、硬さが一様であることです。それに対して、百均の鉛筆は、材質が一様でなく、硬いところと柔らかいところがあります。


ナイフで削ってみると、削りやすさの違いは明らかです。トンボの鉛筆の方が圧倒的に削りやすいです。同じ力で力を入れずに削れます。


百均の方は、柔らかいところの後に硬いところがくるとどうしても削る手に力が入ります。力が入ると思うようにきれなくなります。結果、トンボの鉛筆の方が圧倒的に綺麗に削れます。


こんなことを感じながら、防御をやる時の力加減のことを思いました。対峙している相手に対して、硬い状態、つまり力の入った状態でいると圧倒的に相手は攻めやすいはずです。力が入っていると、一様に固くなります。攻めようと思った相手は、一様な力でせめていけば、攻撃をしっかりと行うことができそうです。


これに対して、柔らかいところがある場合には、攻めようとしている相手はそこまで簡単にはできません。相手の硬い、柔らかいの変化に合わせて自分も変化させなければ、攻撃は有効にはなりません。


書いてみると当たり前のことですが、太極拳が柔らかさを基本とすることの意味がまた一つ理解できた気分です。


心を開いていると、どんなことからも学べるように思います。


中野区鷺ノ宮の太極拳教室です。呉式太極拳を基礎からしっかり教えています。きちんと足腰を鍛えて、100歳まで自分の足で歩ける心と体を作りましょう。体験レッスンやってます。下記のボタンを押して、お問い合わせください。




コンタクト ー ご興味のある方は是非ご連絡ください


電子メール: mitchsato17@yahoo.com



これからもいろいろな話題を紹介していきます。

最新のブログをご覧いただくために登録をお願いします


このブログが面白かったら、こちらもポチッとお願いします。


最新記事

すべて表示
ゴールデンウィーク雑感

ゴールデンウィークも最終日。鷺ノ宮から出たのは、緑の日に奥さんの実家に行っただけで、それ以外はほぼ自宅もしくは自宅の周辺で過ごしました。教室に専念してからは、その傾向はあったのですが、ゴールデンウィークはそれに輪をかけた感じになりました。...

 
 
 
本末転倒?

お陰様でゴールデンウィーク中の週末も多くの生徒さんが集まってくださいました。思いの外欠席された方が少なかったです。 いつも通り、土曜日は四つ、日曜日は三つのレッスンがありました。これだけならいつも通りなのです。これに加えて、今週から始めた新しい試みによりかなり体に負担がかか...

 
 
 
睡眠不足の木曜日

今の所、夜のレッスンがあるのは水曜日だけです。終わるのは9時15分。早寝早起きの私は、普段は寝ている時間です。終わってからモップがけをして、事務仕事を片付け、お風呂に入ります。すぐに寝たいところなのですが、レッスン中に気分が高揚しているのでしょうか、なかなか寝付けないので、...

 
 
 

Comentários


bottom of page