鉛筆を削っていて感じたこと
- Mitch Sato
- 4月28日
- 読了時間: 2分
硬筆の練習をするのに鉛筆を毎日削ります。その過程で感じたことがあります。
今使っている鉛筆は2種類。一つはトンボの8900。この鉛筆、1945年に販売が開始されたそうです。1ダース380円。スタンダートして認められている鉛筆でもこの程度の値段です。
もう一つは、百均で買ってきた1ダース110円の鉛筆。メーカーは記載されていないのでわかりません。
精神修養も含めて、鉛筆を削るのに、鉛筆削りは使いません。肥後守というナイフを使っています。ちなみにこれを砥石で研ぐのも日課です。

2種類の鉛筆を使っていてその違いを感じました。トンボの鉛筆は、まず、木の材質が硬めであること。そして、硬さが一様であることです。それに対して、百均の鉛筆は、材質が一様でなく、硬いところと柔らかいところがあります。
ナイフで削ってみると、削りやすさの違いは明らかです。トンボの鉛筆の方が圧倒的に削りやすいです。同じ力で力を入れずに削れます。
百均の方は、柔らかいところの後に硬いところがくるとどうしても削る手に力が入ります。力が入ると思うようにきれなくなります。結果、トンボの鉛筆の方が圧倒的に綺麗に削れます。
こんなことを感じながら、防御をやる時の力加減のことを思いました。対峙している相手に対して、硬い状態、つまり力の入った状態でいると圧倒的に相手は攻めやすいはずです。力が入っていると、一様に固くなります。攻めようと思った相手は、一様な力でせめていけば、攻撃をしっかりと行うことができそうです。
これに対して、柔らかいところがある場合には、攻めようとしている相手はそこまで簡単にはできません。相手の硬い、柔らかいの変化に合わせて自分も変化させなければ、攻撃は有効にはなりません。
書いてみると当たり前のことですが、太極拳が柔らかさを基本とすることの意味がまた一つ理解できた気分です。
心を開いていると、どんなことからも学べるように思います。
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