「氣の訓練において最もシンプルで奥が深いのが「常にプラスの氣を発し続ける」ことです。人間、調子が良い時にプラスの氣を発するのは簡単ですが、調子が良くない時、逆境に直面している時もプラスの氣を発するのは、決して簡単ではありません」(19ページ)
誰しも気分の良い時、悪い時はあります。そんな時でもプラスの氣を発し続けられるようになることは難しいことです。状況によって左右されない心を作る、その延長として、何があっても影響を受けない体を作る、ということでしょう。
「プラスの氣を発していればプラスの人が集まりやすく、マイナスの氣を発していればマイナスの人が集まりやすい」
教室をやっている以上、気分の良い人が集まってくれる方が当然嬉しいです。そのためには、他人にそうなってくれることを望むのではなく、まず自分が常にプラスの氣を出し続けるようになることが必要だということです。生徒さんがいつも楽しみにしてレッスンに来てくれるようにするためには、学ぶ内容の充実も必要だと思いますが、教える人が発する氣、そして集まってくれた他の生徒さんの発する氣も重要です。
これが、この本を読んで気付かされたことの一つ目です。自分の修養として常に氣をプラスにしておくだけではなく、教室をうまくまわしていく、良い生徒さんを集めるためにも、常にプラスの氣を発する必要があるということです。
具体的にどうしたら良いか、ですが、こんなアドバイスをしてくれました。
「人に接する前に、必ず自分の顔をチェックする」と良いそうです。気がつかないうちに、マイナスの氣が自分の顔をこわばらせてしまうこともあります。幸いうちの道場には鏡がありますので、レッスン前には、必ず自分の顔を確認して、気分を入れ替えるようになりました。
中野区鷺ノ宮の太極拳教室です。呉式太極拳を基礎からしっかり教えています。きちんと足腰を鍛えて、100歳まで自分の足で歩ける心と体を作りましょう。体験レッスンやってます。下記のボタンを押して、お問い合わせください。
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これからもいろいろな話題を紹介していきます。
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