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執筆者の写真Mitch Sato

教わり方の個人差

先日のブログで、男性と女性で教わり方が違う、という指摘を生徒さんからいただいたと書きました。


何人の方から、そうは思わない、というコメントをいただきました。


確かに、手足を別々にしないで、両方を合わせて教えてもらった方が良いという人はいます。私が教えている際に、この方法の方が良い、と話してくれたのは、二人とも女性でした。先日話をしてくれた人が、それは女性だからだ、と言ったのでそうなのだろうと、思っていました。


そうは思わないというコメントをくださった方も女性です。性別の違いではなく、個人差だ

と考えているそうです。


教わり方の違いは、分析的に物事を学ぶのが得意なのか、全体を俯瞰的に掴んで学ぶのが得意なのかによる、とこの方は話してくれました。短絡的に前者が男性的、後者が女性的、と感じる方もいるかもしれませんが、分析的に学ぶのが得意な女性もたくさんいる訳です。


私自身、何かを学ぶとき、パーツを一つ一つ組み立てて、分析をしながら学ぶ方なので、教え方もそういう傾向があります。


コメントをくださった女性は、私が個人レッスンで二年半にわたり指導をしてきた方ですが、私の教え方と自分の教わり方が同じ路線だったので、楽に学べたと言ってくれました。


改めて見返してみると、今教えている生徒さんの中にも、全体像を掴みながら学びたいのだろうな、と感じる方が何人かいます。その中には、男性も一人いました。


全体のイメージを掴んでもらって、何となく動けるようにし、それから細かいことを探っていくような教え方を、もう少し私も研究しなければいけないようです。ただ、この教え方で、私が躓きそうなのは、何度デモをしても、生徒さんが全体像を掴みきれず、何となくでも良いから動きが真似できる、というところまで辿り着けなかった場合に、どうしたら良いのか、ということです。手詰まりになって、何をして良いかわからなくなってしまうことを危惧します。


分析的に教えていて、理解してもらえない時には、さらに深く分析をした結果を披露することもできるし、別の角度から分析を加えることもできます。自分が得意な方法だから、ということはあるのでしょうが、このやり方だと、行き詰まってしまう可能性はそれほど高くないように思います。


教え方って、色々とありますね。まだまだ修行が必要です。






 

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