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当たるも八卦当たらぬも八卦

先日のブログで、再出発にあたって易経の占いをしたという話をしました。占いは、当たることもあるし、当たらないこともある、程度に信じているのがいいとは思うのですが、後付けにはなりますが、今回は当たったなぁ、って思う時があります。


シンガポールに向かう前、東京で占って出たのが、地雷復でした。シンガポールへの帰路、なるほどなぁ、って思うことがありました。



シンガポール行きのフライトはそんなに混んでいませんでした。隣が空いていたので、結構のんびりとすることができました。


定刻通りシンガポールに着陸し、飛行機から出て、入国検査場に向かって歩き始めた時、ふと何かがおかしいと感じました。左のポケットには携帯電話が入っているけど、右のポケットは空になっている。確か右のポケットにはお財布が入っていたはずなのに。


私は、日本で使うお財布とシンガポールで使うお財布を分けています。成田でお土産を買った後、もう円を使うことんはないので、日本の財布をカバンにしまって、シンガポールのお財布をポケットに入れたと記憶していました。


ポケットが空だと気づいた時、まずは自分の記憶違いを疑いました。ひょっとしたらポケットに入れずにカバンに戻したかもしれないと思い、カバンを一通り探しました。日本の財布はありましたが、シンガポールの財布はありません。


何が入っていたかを思い出してみました。現金はそれほど入っていない(ほっ!)、でも、クレジットカードが入っていた(止めるの面倒だなぁ・・・)、エンプロイメント・パスと呼ばれる外国人労働者の身分証明書も入っていた(再発行の手続き、面倒・・・)。面倒ではあるけど、大ことではないと確認できました。


まずは、飛行機の中に落としていないか確認しようと思い、自分が乗ってきた飛行機のゲートに行きました。入国審査を通る前に気づいたのは幸運でした。でも、一度降りてしまうと、忘れ物をしたと言っても再度飛行機に乗ることは規則でできないらしいです。ゲートにいた係員の人が中にいる人に無線で連絡して、落とし物を探すように指示してくれました。どこの席に座っていたのか、どんな色の財布なのか等々を聞かれてしばらく待っていました。


しばらく待っていると、自分の財布を持って中から人が出てきました。財布の中にあるクレジットカードとパスポートの名前が同じであることを確認して、無事、お財布は戻ってきました。


自宅まで戻るのが小一時間遅れただけで、実質の被害は全くありませんでした。


ここで、ふと「地雷復」という卦を思い出しました。「復」という時は「復帰」なんていうように、戻ってくるという意味があるそうです。亡くした財布は、再び私の元に返ってきました。当たるもんだなぁ、って感じました。


でも、探している間は、卦のことなんて忘れていたし、「地雷復」だからきっと返ってくるはずだ、なんて信じ方はできませんでした。


まだまだ自分も易経に触っているだけで、本質にまでは辿り着いていない、まだまだ勉強しなければいけないなぁ、と、改めて感じさせられた出来事でした。







 

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