top of page

仕事の依頼

久しぶりに仕事の依頼が来ました。日本語の監査報告書を英文に翻訳したものの公正です。やらなければいけないことは目の前にたくさんあるのですが、ゼロから翻訳をするよりはかけなければいけない時間は少ないだろうと予想して引き受けることにしました。


昨日どんな内容だろうかと確認するために送られてきたファイルを開けてサラッと見てみました。思ったよりも翻訳の仕事の質がよろしくありませんでした。監査報告書なので会計の専門用語がたくさん並んでいるのですが、翻訳をした方に会計の知識がそれほどないように感じました。なので、専門用語の修正をしなければならなさそうです。



もう一つ気がついたこと。どうも以前別の翻訳をやったものを下地に使っていて、今回の日本語の原文をしっかり読んでいない印象を受けました。所々翻訳漏れがあるのと、おそらく今回の仕事には全く関係のない、以前の仕事の際の会社の名称が残っていました。


作業をされた方の英語の能力はおそらく私よりも高いと思われたのですが、依頼者に対して、専門的な文書としては決して出来が良いとは言えない、と第一印象を伝えました。さっと中身を確認するだけでは済まず、かなり時間をかけなければまともなものにはならないと。


そうしたら、締め切りを伸ばすことと、追加であと二つの文書の校正を依頼されました。監査報告書っていうのは毎年同じような内容のものが出されるのですが、今回この依頼者は、3年分、同じ会社に対して同じ監査人が出した監査報告書の翻訳を受注していました。当初頼まれていたのは1年分だけでした。そして、もともと提示されていた金額の4倍の金額を払うと言ってきました。


初めから全部まとめて依頼してくれればよかったのですが、初めて仕事を依頼してきた方だったので、こちらの対応や能力を見極めようとしたのかもしれません。


乗りかかった船なので、いいか、と思って引き受けることにしました。締め切りは来週の月曜日。いつも通り本日、木曜日は私は終日お休み。本日かなりの部分を終わらせるつもりでいます。明日と土曜日を使って自分の作業の内容を精査することにします。ここから3日間はちょっと忙しくなります。


シンガポール生活は現在通算13年目。3年前までは自分の会社を通じてそれなりに収入がありましたが、コロナの発生で出張ができなくなったことで仕事をほぼ打ち切って、太極拳の修行に集中してきました。今は、当時の収入でできた預金を切り崩して生活をしています。生活が苦しいということはないですが、かなり慎ましやかな生活をしていると自負しています。


シンガポールからの撤退時期を来年の夏に決めた今、予算的にはそれほどきつくはないですが、やっぱり収入を得られる話がくると、ちょっと心が揺れます。特に短期集中でできる仕事に対しては触手が動きます。お金が入ったら、ちょっと贅沢をしようと思います。


やることに優先順位をつけなければいけないと書いた側からそれに反することをしています。理性と実際の行動はなかなか一致しません。まだまだ「欲」に塗れているようです。






これからもいろいろな話題を紹介していきます。

最新のブログをご覧いただくために登録をお願いします



閲覧数:19回0件のコメント

最新記事

すべて表示

いよいよ今年も残すところ2ヶ月です

今年の4月から通ってくださっている生徒さんがこの間いってました。週に2回レッスンがあると、本当に時間が経つのが早いと。私自身も、太極拳教室を始めてから、時間の流れがとても早くなったように感じています。 これまでは週末と水曜日を中心に回してきました。週末が終わるとすぐに水曜日...

Comments


bottom of page