膝の調子がやっと良くなってきたと思ったら、今度は胃の調子が悪くなりました。おそらく、膝の炎症を抑えるために飲んでいた薬が胃に副作用をもたらしたのだと思います。胃を守るための薬も処方されていて、きちんと飲んでいたのですが、二日ぐらい前から胃が重くて、出来るだけ何も食べないようにしてきました。
やっと胃の調子が良くなってきて今晩ぐらいから何か食べようかなと思った矢先、大家さんからメッセージが来ました。大家さんとは2週間ほど前に、来年1月末で切れる部屋の賃貸契約を8月まで延ばすことで合意したばかりでした。その合意を白紙に戻したいと言う内容でした。
2週間前に合意した際に、契約書は向こうが作ってくれることになっていました。催促をしなかった私も悪いです。延長の契約だからと言うことで、たかをくくっていました。学校にも7月末までは教室で教えることができると通知してしまったし、本帰国の際に、ちょっと寄り道をするプランも立て始めていました。
シンガポールに滞在し続ける上で、悩ましいことが二つ。一つはビザです。年々取得の条件が厳しくなってきています。外国人を雇う前に、自国民に仕事を与えろ、と言う選挙民からの声を与党が聞き入れているためです。これが最大の理由となって、来年の8月、ビザが切れる際に本帰国することにしました。
もう一つは住むところです。多くの契約が1年単位なので、自分の滞在スケジュールと合わないことが結構あります。しかも家賃が非常に高くなってきています。この国には、1DKのような一人暮らしを想定している物件が非常に限られているので、ユニットごと借りて高いお金を払うか、部屋借りをして誰かとユニットを共有するかのどちらかになります。いずれの場合でも6ヶ月だけ貸してくれるような物件を探すのはかなり困難です。しかも今は、供給不足気味で大家が強気になっている時期です。
とりあえず、大家さんには理由を話して、なんとか考え直してくれないかとお願いしました。返事はまだ帰ってきていません。もし延長ができなかった場合ですが、最悪1月末で本帰国をすることも考えなければいけないと思います。そうなると、少なくとも夏前までは私の労力をあてにしていた学校にも迷惑がかかります。部屋を貸してくれないかと知人に当たってみるつもりではいますが、うまくいくかどうかは不透明です。今住んでいるところを借りるときも結構大変な思いをしました。
来年の8月ぐらいまであれば、太極拳の足りないところも補えるなぁ、と思っていたのですが、それも考え直さないといけません。
人生なかなか思ったようにはいかないものです。大家さんの良心を期待しつつ、何が起きても柔軟に対応できるように、心を大きく保つようにしていたいと思います。
これもきっと修行の一環ですね。
これからもいろいろな話題を紹介していきます。
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