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執筆者の写真Mitch Sato

プレッシャー

修行中に学んだことシリーズは、今日はひとまずお休みです。まだまだ学んだことはたくさんあるので、これからもしばらくは続きます。明日からもよろしくお付き合いください。


シンガポールでの修行生活も少なくなってきて、嬉しいことに、帰国記念にご飯に誘ってくれる生徒さんが何人か出てきました。自分がしてきたことが少なからず感謝されているのかと思うと、無駄なことではなかったと思います。


昨日は、個人レッスンで指導をさせていただいた方がお昼に誘ってくださいました。最近は学校の周りからあまり出たことがないので、久しぶりに都心に出向きました。


普段教室にいる時には、高い授業料をいただいているので、あまり無駄話はしないように気をつけています。なので、生徒さんの個人的な情報って意外と知らなかったりします。


あれこれと話をしている中で、私がこれから教室をやっていくにあたって、不安はないのか、って聞かれました。生徒さんが集まらなかったらどうしよう、といった感じの不安を感じるのが普通です。


私も全く不安がないとは言いません。まだ正式に参加を表明してくれた生徒さんがいるわけでもありません。多分参加してくれるだろうと見込んでいる人は何人かいますが。


太極拳のインストラクターになる前は、20年以上営業職として働いてきました。毎年、ノルマが課され、それが達成できるか、達成できなかったらどうなるんだろう、って想いとずっと一緒に生きてきました。会社を変わった時は、そんな不安はさらに大きくなります。新しい会社でも前の会社と同じように良い成績が残せるだろうか、ってよく考えたものです。


幸い、今までの人生の中で、不安を感じながらも、前向きに努力を続けてきて、大きく失敗したことはありませんでした。そんな経験から、正しい方向に努力をしていれば、救われないはずはない、という信念があるんだと思います。なので、不安は、努力をするための原動力になっています。


こんな経験に基づいて、不安はそれほど感じないで済んでいます。


以前と比べて、不安が少ないのは、子供が独立して、学費がかからなくなったことも大きいです。決まった金額以上を稼がなかければいけない、って思うとそれがプレッシャーになって跳ね返ってきます。


以前、アメリカの有名な歌手の方が、プレッシャーで困ったことはない、プレッシャーって自分が作り出すものでしょ、って話をしていたのを思い出しました。失敗したら、どうしよう、って考えるから、そんな状態に自分を置いてしまっているからプレッシャーを感じるのであって、失敗しても何とかなるでしょ、って気楽に構えれば、プレッシャーも楽しめるものになるように感じます。


せっかく与えられた第二の人生の選択である太極拳教室。目一杯楽しみたいと思います。


お昼に誘ってくれた生徒さんとは、これからもお付き合いください、と笑顔で握手をすることができました。こんな関係を持てる生徒さんが一人でも増えていくように、努力を続けます。




 

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電子メール: mitchsato17@yahoo.com

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呉式太極拳教室「太極の小径」では、2024年4月からの生徒さんを募集しています。詳しくはこちらからご覧ください。



 

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