top of page
執筆者の写真Mitch Sato

ブランディングとマーケティング

Googleのビジネスプロファイルに教室の問合せ先を載せて以降、教室に対する問い合わせよりもかなり多い数の営業電話がかかってきました。初めのうちは、知らないことを学べることもあって、話を聞いていたのですが、次第に違和感を感じるようになりました。


その違和感の正体がわかった気がします。営業電話は全てネット上での集客を手伝います、という類のものです。方法は色々あるのですが、ブログを書き続ける、ランディングページを作り続ける、なんていうのもありました。どちらもかなり手間のかかる作業なのですが、多くのベンダーがAIを使って機械に作らせるので負荷はかからない、という話をしていました。


AIを使うっていうことが自分の違和感解明のヒントになりました。自分には、自分の教室をこんな教室にしたい、っていう思いがあります。それを表して、少しでも多くの人に見てもらい、共感をしてくれた人が教室に来るようになる、っていうのが本来の姿だと思います。共感をしてもらえるように、教室を育て、それを表すようなコンテンツを作っていく、そんな手続きを踏まないと、集まった生徒さんが、自分の理想とする教室とかけ離れたものになりかねないと感じました。


AIを使ってブログとかランディングページを書くためには、AIに対して、キーワードをいくつか与え、AIがネットから色々な情報を集めてきて、それらしい文章を書いてくれます。現状では、きちんとホームページを運営している太極拳教室はそれほどありません。その上、うちの教室はやろうとしていることがそれなりに特色があると思うので、他に同じようなことを書いている人もそれほどいないと思います。そんなネットから集めてきた情報で、私自身の頭の中にあることを反映した文章が書けるとはどうしても思えないのです。


そして、AIに与えるキーワードの候補は、過去に自分のホームページにアクセスするために検索に使った単語の組み合わせにするそうです。ネットで検索をしている人が、検索に使う単語は、自分が目指している教室の方向とあっているという保証はありません。こういう方法だと、自分が目指す教室を宣伝するのではなく、お客さんが興味を持っている方向に自分の教室のイメージを変えていくことになります。


これらの営業の人に対して持っていた違和感は、教室の中身ではなく、とにかく集客する、という態度にあると思います。彼らは、消費者の反応を生み出すためのマーケティングをやっているのです。私がやりたいのは、自分の教室のイメージをしっかり作って、それに対するファンを増やしていくブランディングです。



ブランディングは、短期的には中々結果が出ないと思います。でも、儲けるために教室を始めたのではありません。少しでも多くの人に気長に健康になれる場所を提供しようと思って始めた自分の大切な子供です。


こんなことに気がつくことができたので、もう営業電話がかかってきても、色気を出さずに断ることができそうです。また一歩成長できた気がします。



中野区鷺ノ宮の太極拳教室です。呉式太極拳を基礎からしっかり教えています。きちんと足腰を鍛えて、100歳まで自分の足で歩ける心と体を作りましょう。体験レッスンやってます。下記のボタンを押して、お問い合わせください。




 

コンタクト ー ご興味のある方は是非ご連絡ください


電子メール: mitchsato17@yahoo.com


 

これからもいろいろな話題を紹介していきます。

最新のブログをご覧いただくために登録をお願いします


 

このブログが面白かったら、こちらもポチッとお願いします。


最新記事

すべて表示

教室運営で困ること

まだまだ駆け出しの教室で色々と問題はありますが、一番困るのは自分の代わりがいないことです。教えてられるのは自分一人。自分が病気になったり、怪我をしたりすると教室を閉めざるを得ません。家族経営でお店をやっているところは多かれ少なかれそうだとは思いますが。うちの弟のソーセージ屋...

会員向けサイト作ります

生徒さんの人数も増えてきて、ちょっとしたコミュニティになってきました。嬉しい限りです。お互いの情報交換がよりスムーズにできるように会員向けのサイトを立ち上げることにしました。 今までは、情報の伝達はLineを使っていました。お休みなどのレッスンに関する情報、参考になりそうな...

12月開講のグループレッスン

すでにご案内の通り、12月14日から新しいグループレッスンを始めます。現在、サインアップ済みの方が二人、体験レッスンをご希望の方が二人います。まだ定員まで余裕がありますので、ご関心のある方は、ぜひご連絡ください。 時間は、14時半から15時45分までです。...

Comments


bottom of page