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ファーストエイド更新講習

執筆者の写真: Mitch SatoMitch Sato

このブログからまた2年たちました。



自分で教室を開く準備を始めて、ファーストエイドっていうものに対しての思いが少し変化しました。今までは学校に言われたからやっているだけでしたが、実際に自分の教室で何かあった時、例えば肉離れを起こしたとか、急に気を失ってしまったとか、そんなときに運営者である私が冷静にやるべきことをやるように訓練されていることは大切だなと思うようになりました。


例えば足首をくじいた時は、RICEという頭文字で対応をするようにと習います。Rest、休ませること、Ice、アイシングをして患部を冷やすこと、でも20分以上は行わないこと、Compression、患部を固定し、圧力をかけることで、腫れをやわらげること、Elevate、けがをした部分を心臓よりも高くし、腫れが起きることを抑えること、だそうです。こんな知識があるだけでも、とっさに行う対応が随分と変わる気がします。


生徒さんが教室で怪我をすることは起きないに越したことはありません。そのために準備運動をしっかりして、常に怪我の兆候がないかを監視し続けることは必要です。でも、万が一起きてしまったときに、きちんと対応できるとその教室に対する信頼が増すことにつながるんだと思います。


とはいえ、2年に一度、1日半程度の講習会で実際に対処できる度胸が付くかというとかなり微妙だと思います。


今年の5月に日本に一時帰国した際、夕餉を囲んでいるときに、父親が喉に肉を詰まらせました。激しく咳きこんでいて自分で吐き出してくれたので何も起きませんでしたが、とっさに身体をうごかして対処することはできませんでした。喉にものが詰まった時の対応は講習でならっていたのに。。。。


ちょっとウェブで調べてみたら日本でもいろいろな講習会があるようです。日本に戻った時には、単に習うだけではなく、必要な時には使えるような訓練を受けたいと思います。そのためには、2年に一度ではだめで、少なくとも半年に一度ぐらい、自分の知識と技術が大丈夫かを確認できればと思っています。


単に太極拳を教えるだけでなく、自分たちが住んでいるコミュニティの一部として多くの人に安心して、楽しく通っていいただける教室にするためには、まだまだやらなければいけない準備はたくさんありそうです。




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