top of page

アレクサンダー・テクニーク - 新しいヒント

今読んでいる「現在坐禅講座」と言う本、非常に気に入っています。「坐禅」という言葉を「太極拳」と置き換えるとそのまま太極拳の教科書になるのではないか、って感じるぐらいです。この本は、もう少しで読み終わるので、そうしたら改めてご紹介します。


この本の中で、アレクサンダー・テクニークっていうのが紹介されていました。面白そうなのでもう少し深掘りしてみることにしました。昨日、買った本が届いたので、早速読み始めます。


真理を求めて旅をしていると、いろいろなものが向こうからやってくるものですね。「現在坐禅講座」からの引用です。


「F.M.アレクサンダーは日常行為における間違ったからだの使い方(誤用)が身体的、心理的な諸問題と密接に関連していることを見出し、この「誤用」をやめるようにと指導する技術を開発しました。多くの場合、このからだの「誤用」はもはやその人の習慣になっていて意識されなくなっていますから、自分だけでは簡単に変えることができません。たとえ誤用に気がついたとしてもそれを変えようとするその努力自体が誤用に基づいているからです。「努力」とは自分がすでに知っていることを強化することでしかありません」と言い切っています。その指導の実践体系は現在「アレクサンダー・テクニーク」と呼ばれていますが、実はそこでも、頭ー首ー胴体の正しい関係が最も重視されています」


立っていると自然とつま先に体重がかかってしまう、まき肩になって肩がこる、っていうのが「誤用」の例だと思います。太極拳を指導していても本人が気づいていない、もしくは気づいているけど治すことができない「誤用」と出会います。すでに治すことを諦めてしまっている人もいます、長いことこうだから、っていうことで。


「くれぐれも気をつけなけなければいけないのは、(無理のない正しい姿勢)の状態を作り出そうとして筋肉(外筋)を使って、つまり緊張させて体を動かすのではないという点です。ただそういう状態になっていることを思うだけ、そしてそういう状態になっていることを感じるだけでいいのです。たとえば無理に首を伸ばそうとするのはこれまでの誤用の延長でしかありません」


これまで姿勢の修正は、物理的に外から生徒さんのからだに物理的な力を加えることで行ってきました。この方法には限界がある、と感じていました。こちらから物理的な力を加えると、多くの場合、治される側から反発の力を感じます。言葉で説明しても、なかなか理解してもらえません。最終的には生徒さんの感覚に委ねるしかないと思うのですが、その方法が今のところわかっていません。


「正しくないことをやめれば、正しいことは自然に起こる」


アレクサンダー・テクニークのような発想は私にとっても全く新しいものではないです。今までも、手首に力が入ってしまって真っ直ぐにできない生徒さんに、真っ直ぐにするためには曲がっている方向と逆側の筋肉の使うのではなく、曲がっている方向の筋肉(つまり手首をその方向に引っ張っている筋肉)の力を抜いて真っ直ぐにすることを求めてきました。


これを実践するための方法を感じ取るためのヒントをアレクサンダー・テクニークから感じ取れたら良いなと思っています。結果として、自分の教え方にもさらに厚みを持たせることができれば良いなと期待しています。


真理を追い求める中、いろいろな考え方と出会うことができて、楽しいです。





これからもいろいろな話題を紹介していきます。

最新のブログをご覧いただくために登録をお願いします



閲覧数:25回0件のコメント

最新記事

すべて表示

ペン習字始めました

日本に帰国する前、時間ができたら書道をやりたいと思っていました。太極拳をやるようになって、リラックスして精神統一が少しはできるようになりました。そんな精神状態をもっと突き詰めるための方法として書道を考えました。字がお世辞にも綺麗だとは言えないので、それを改善したいという思いもありました。 実際には、教室もどこへ行って良いのかわからず、教室に行く時間が取れるのかもわからず、そもそも毎朝筆を用意する余

常備食

シンガポールにいる時には、豚の三枚肉を茹でて醤油漬けにしたものと、酢キャベツが私の常備食でした。この二つがあるだけで、いろいろなアレンジができて、時間をかけずに肉と野菜をとることが出来ました。 日本に帰国した後も酢キャベツを作ろうと思っていたのですが、お酢を使わなくてもできる「発酵キャベツ」なるものがあるとうちの奥さんが教えてくれました。 材料は、こんな感じです。 キャベツ(新鮮なもの)…1個(正

仕事始めます

多くの人が、太極拳を教えることは「仕事」ではなく趣味だと思っているように感じます。確かに、別に仕事を持って、週末の趣味として太極拳を教えている方はたくさんいます。 自分で教室を始めてみて感じているのですが、確かに太極拳教室からのあがりだけで、教室を運営し、自分の生活を支えていくのは、大きな挑戦ではあります。 私の場合は、さまざまな幸運が重なって、挑戦をしやすい状況にはなっています。結婚が早かったこ

Comments


bottom of page