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ゆっくり動くのは難しい

執筆者の写真: Mitch SatoMitch Sato

太極拳の難しさの一つに、ゆっくり止まらずに動き続ける、って言うのがあります。これって太極拳に限ったことではないなぁ、って感じています。



学校のスタジオで寝泊まりするようになってから、意識的に外に出ないと、食事を買いに行くとき以外はずっとスタジオの中にいる、って言うことになりかねません。別に息が詰まるって言うわけではないのですが、やっぱり気分転換は必要です。


運動は、太極拳とその周辺のことをしっかりやっているので、十分過ぎるくらいです。でも、コロナ禍の時の経験から、太極拳しかやっていないと、歩行のために必要な筋肉の一部が十分に使えない状態になると考えています。


気分転換とクロストレーニングのために、数日前から、学校の周辺を走るようにしています。ちょうど、1周2キロ弱のルートができたので、それを2周くらい走るのを目標にしています。


最近の携帯のアプリはよくできていて、走った距離と時間をしっかり記録してくれます。


走り始め前は、1キロあたり9分ぐらいという非常にゆっくりとしたペースで走ろうと思っていました。これは早歩きよりも少し早いぐらいです。


実際に走り始めてみると、太極拳で鍛えていて、膝に負担がないせいか、想定よりもかなり早いペースで走っていると感じました。途中で、何度も、ペースを落とそう、ペースを落とそう、と思うのですが、上手くいきません。


結局、目標よりも1分以上ラップが早くなってしまいました。頭の中では、疲れないペースで、ゆっくり走ろうと決めているのに、体がついてきません。ひょっとしたら、頭の中も、表面的にはゆっくり走ろうと思っていても、どこかにもっと早く走れるはずだ、と言った欲があるのかもしれません。


ゆっくりと走るためには、まず、フォームをきちんと作って、走ることに自信を持てなければいけないのかもしれません。本気で走っていた頃は、9分ペースで走り続けることは全く問題なくできたのに。


もう少し様子を見たいと思います。


昔水泳をやっていた時にも、できる限りゆっくり、動きを止めずに、泳ぎ続ける、って言うトレーニングがありました。これもフォームがきちんとできていないと、上手くできないトレーニングです。上手くできない人は、ギクシャクした動きになります。


太極拳も、体重移動がきちんとできて、姿勢がしっかりしていないと、なかなかゆっくりと動き続けることはできません。


どんな競技も、基礎をしっかり作って、落ち着いた気分でやらないと、思うようにはできないのではないかって思います。








 

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